🎸”蔦音次郎”のギタ・キチ・日記

気まぐれギター演奏の日記を書いて更新して行きます。

ギターに寄せて(思い出日記)15話 ヴィゼーのパサカリエ

'97年にロベルト・ヴィゼーの≪パサカリア≫のレッスンを受けました。
この曲も素敵な曲です。この時代の音楽、優雅ですねぇ~・・
楽譜は、難易度的には中級と思われますが、
このバロック音楽を勉強する絶好の教材になると思います。
この段階でバロック音楽を習う事で、
将来、多くのバロック時代の音楽に接し易くなるような気がします。
この時代には有名な作曲者が大勢いるわけですから、
先ずはギターで、初めてバロックを弾く為には、
入り易い曲ではないでしょうか・・
いきなり、バッハのシャコンヌなんて無理ですよ!・・ネェ~・・


この弾き易い曲で、しっかりと、先生に音楽を教えて頂くのです。
・・・・・・ヴィゼーのパサカリエを教えて頂きました。


まだまだでしょうが、・・・☟は当時の録音です。1997年頃に録音しました。
http://music.geocities.jp/yokohama1014carmen/Passacaill.R.de.Visee.mp3




         ☟は、2015年にアップしたものです。

Passacaille Visee . パッサカリエ(ド・ヴィゼー)
≪パッサカリア≫は緩やかな舞曲です。
ロベール・ド・ヴィゼは,バロック時代の仏蘭西の作曲家で
バロックギター奏者(5コースギター)やテオルボの名手と云われてます。
才能多彩で歌手でもあるとか・・・・


フランスの太陽王ルイ14世の宮廷音楽家で王室演奏家として、
華やかな宮廷で、演奏されていたのでしょう・・
ときには華麗な舞踊を取り入れたりしたでしょうね・・・
王の為に寝室で演奏して,王様を寝かせたのではないか・・?と想像します。


この時代の歴史を調べると、
フランスのルイ14世新政が1661年に始まっていますね。
日本では1673年に江戸歌舞伎が始まったようです。
四十七士討ち入りが1702年。


この時代に活躍された人がR.de Visee(1650~1725)です。
他にA.コレリ(伊)やG.サンス(西)H.パーセル(英)R.ロンカリ(伊)
などが知られていますね。


ヴィゼーは『王に捧げるギターの書』(1682年)
『ギターの為の曲集』(1686年)に2冊のギター曲集を出版しているようです。

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