🎸”蔦音次郎”のギタ・キチ・日記

気まぐれギター演奏の日記を書いて更新して行きます。

オークション🎸 その6.信濃ギター


備考:動画は限定設定です。
今日のギターは初めてオークションに挑んで落札した信濃ギターです。

信濃ギターは昔の庶民向けギターで、演歌で流しギターの流行した古き時代。
当時の安サラリーマンがポロポロと爪弾きするようなギターですかね・・
ギターの価格もサラリーマンが手頃の値段で買えやすかったのでしょう・・
一応は信濃ギターのブランドで知られていましたね。
高級な手工ギターと違って工場量産のギターです。当時は2万円位で買えたと思います。
そんなギターですが古めかしい骨董品として興味が有り、落札しました。
オンボロギターでも、上等に鳴ってくれます。それほど音色に違和感は無いと思います。
TOP板は松材と思いますが・・
トップの板目を素人ながら評価すると、意外と良い板材を使用してます。
TOP板に縦線が表れているのは、其れなりに良い材料の方ではないか?・・


’1965年頃のギターと推測します。
信濃ギターの弾いた感触は、とても弾き易く手に馴染んでくれます。

ラベルは象形文字で「信濃,№5 65,09」と有ります。
松材の単板の様です。サウンドホール淵が摩耗して木目が薄れていますが単板です。


ボロギターですから簡易的なトルナボスを取り付けて、
低音の響きを楽しむテストをしました。

そのトルナボス設置のテスト動画を聴いてみましょう・・

2回目に弾いたトルナボス付きはベースの響きの違いが分かると思います。
安物落札品ですから、文句は言えませんが楽しませてくれました。
備考:動画は限定設定です。

オークション🎸弾きまくり その5.無名のギター


Sonatina N. Paganini パガニーニのソナチネ Video mp4
安物ギターを買いあさるギタキチ。
この落札ギターは無名乍、音色はとても気に入っています。
ギターのトップ板は単板のスプルース材、裏板とサイドはローズウッド
残念なのがラベルが外されていて年式や製作者が不明である事。
しかし音はとても綺麗で、ここまで響くギターは褒められる。
ギターにラベルが無いのは悲しい・・😢
オーガスチン絃の表紙を使用して名無権兵衛とラベルを貼ってやった。
少しはセゴビアのお顔があるから高級ギターに見えるでしょ❣・・(笑い)
一番悔しいのが、ネックの順反りが大きい! これは弦高を下げても修正不可です。
ネックがストレートであればウン万円の値段は付けられるが、
これで二束三文の価値しか有りません!
今日はそんなギターでパガニーニの「ソナチネ」を聴いて下さい。